できることから〜PTA現在進行形

PTAでのいろいろ。楽しく活動する方法、模索中!!

最小限のPTAを考える

こんにちは、repta(@re_pta)です。

前の記事から何年経ってますかね。

あいかわらず、TwitterでPTAのことをぶつぶつ言っているのですが、ある方から「最後に残るPTAがやるべき意味ある役割を果たす内容は?」という問いをいただいたので、『最後にのこるべきPTAの役割』かはわかりませんが、『最小限のPTA活動』を考えて見たいと思います。

毎度お断りをしてますが、私は娘が卒業し、息子が通う小学校のPTAしか知りません。委員、委員会三役、本部役員も数年経験しましたが、役職からPTA連合会や青少年育成委員会のような団体の内容もつながりも、話に聞くだけで実際参加したことはありません。
娘の中学校PTAでも委員会に携わっていますが、PTAのごく一部を知るだけです。
学校によって、校長によって、PTAによって、PTA役員によって、PTAまったく異なります。ただ、どなたかの何かの役に少しでもたてばと思って記します。

 

以前の記事から

前にも同じようなことを考えたことがあったような…、ということで、以前の記事にリンクを貼っておきます(情報、内容は古いままだよ!)。

 

最小限のPTA活動とは

とっかかりとして『PTAの理念』から考えてみました。

◉PTAの理念

『①保護者と教員が学びあうことで教養を高め、
 ②成果を家庭・学校・地域に還元すること。
 ③児童生徒の健全な発達に寄与すること』 

保護者と教員が学びあうことで教養を高め

◉保護者同士や保護者と教員の交流の場を担う活動  

 

茶話会やクラス・学年交流会は、必要に応じて行う

交流会を開くためにクラス委員がいる…これ、うちのPTAのクラス委員です。

学校が行う保護者会やクラス懇談会は別ですよ。それ以上に親同士の相談や雑談をする交流の場所が必要でしょうか?
そこは、他の機会で、PTA主催である必要はないと思います。

わざわざ集まってクラスや学年の親子交流会は必要ですか?
ドッヂボールしたり、デカパン競争したり、親御さんこれない子もいる中で、必要ですかね。
1/2成人式も、卒業を祝う会も、謝恩会も絶対に必要なものではないと思うのです。学校行事の範囲内で済ませられることで、親に見せる・親の感動のための会なら不要と考えます。

 

保護者間や保護者と教員の交流は、別団体で

交流が主目的のベルマーク収集、各種文化会・勉強会、おやじの会、スポーツ関連などは、PTAと別立てにしサークル活動としてはどうでしょう?

募集や企画・運営は、各団体が行い、PTA活動としてPTA本部や委員会などで仕切る必要がないものとします。

やりたい人がやりたい人とできる時間にどうぞという形をとって、強制や動員などを必要のない活動とした方が、参加者も自由に動くことができるのではないでしょうか。

 

◉子どもに直接関わる活動

図書ボランティア、放課後子ども教室、教育支援ボランティアなどの直接子どもに関わる活動も、PTAと切り離せませんか?

NPO団体やサークルなどの団体に委託するのも一つの方法と考えます。

私も図書ボランティアとして数年活動しているが、PTAの委員会ではなく、サークルの様なものです。メンバーは教育ボランティアとして市に登録し、PTAとは別立ての団体として活動しています。
今年度からは学校ボランティアコーディネーターとして市に登録し、謝礼をもらい、それを活動費や本を買う費用に当てています。

NPO団体や別のボランティア団体とすることで、市区町村から補助金を受け取ることのできる活動にすることも場合によっては可能でしょう。その費用で、シルバー人材センターへの依頼や少額ながらボランティアへの謝金を出すことも可能になります。

 

 PTAの負担軽減を図るために、『PTAとして活動しなくていいもの』は切り離してみるのはどうでしょう。

請け負うNPOやボランティア団体がない!立ち上げることもできない!ということで、PTAで無理やり継続する必要のある活動かは、再考の余地があるということ。

その後、委託した団体がメンバーが集まらないことや運営する人がいないなどの理由で継続不可能になるのであれば、誰もその必要性を理解できない『必要とされなくなった活動』なのではないでしょうか

 

成果を家庭・学校・地域に還元すること

 

①で保護者や教員が学びあったことを『家庭』に還元するとのことですが、これ、その役割をPTAが果たせるでしょうか?
何か実際の事例が思いつかないので、今回はパス!

 

◉『学校』『地域』に還元

還元というか、交流を図ることはできますね。

学校が直接地域と関わることもできるのですが、すべてを担うには先生の負担になります。その部分をPTAが担い、地域と学校と協力していく・橋渡しをすることは可能ですし、必要と考えます。

以前は、「地域(町内会や地域のNPOなど)とまったく手を切ってしまえば、お手伝いという名の動員がなくなって、PTAの負担減るじゃん」と単純に活動を減らすという点で考えていたのですが、そこを簡単に切り離してはいけないのではと考えてます。

確かに、地域によっては「PTAの役員の次は、町内会の役員を」のような道筋ができてしまっていたり、PTAが町内会の下請けのようなことになってしまっている地域もあるようです。それによって、PTAに不要な活動や過度の負担が発生している状況があれば、連携の形を再考した方がいいと思います。

分業、別の団体と理解がきちんとされるのであれば、PTAの役割もあると思います。

  • 地域行事(お祭り、イベントや町内会行事など)への参加・お手伝い
  • 地域周辺学校の行事(入学式・卒業式の来賓など)への参加
  • 市区町村の行事(合同展覧会、音楽会など)のお手伝い
  • 子どもの登下校時・放課後の見守り
  • 災害時の対応(準備・訓練も含む)

お手伝いは単なる連携の手段で、市区町村や地域団体と顔合わせをしておくことで、子どもたちに何かあった場合の対応や災害時の対応がスムーズになるのでは、と考えます。

 

市区町村PTA連合会への登録して、活動することの必要性は、個々のPTAの考え方によっても違ってきますね。
他校のPTAとの情報交換やイベントの協力などは可能ですが、それもいろいろな学校PTAがあるので絶対に必要なものかという疑問が残ります。
個人的には、なくても困らないものだと思います

 

青少年育成委員会(地域によって名前はことなります)はどうでしょう。
地域によって異なりますが、学校(公立小中学校)、市区町村担当課、学童保育所 、児童館、公立市民センター、町内会、民生委員などの代表者が集まって、イベントの相談や子どもたちの問題について考えます。

これ、PTA連合会よりは後に出てくる『子どもたちの安心・安全につながる活動』に直結し、必要な会合と思われます。

ここには、PTA本部役員として参加し、情報交換をしておく必要を感じます。

 

③児童生徒の健全な発達に寄与すること

 

要はPTAの活動は、『子どもたちの安心・安全につながる活動に特化する』活動だけでいいと思うのです。

 

学校がやるべきことは学校にやってもらえばいいんじゃないかと。

学校行事での受付や来賓の接待、もちろん行事の進行などはすべて学校でやってと思うのです。教職員が不足している現状があるのであれば、学校が学生ボランティアやPTAやおやじの会などの団体に、明確な依頼をする形で。

先日、あるドラマでPTAが運動会で活動していましたが、正直「それ、PTAの活動?」と考えてしまう部分もありました(ドラマなので過度な演出もあるでしょう。もしかしたら他の学校PTAでは当たり前のようにやっているのかもしれません)。
例えば、進行の放送・迷子の世話・来賓へのお茶出しなど、これはPTAが入り込む必要がないのではと思ったのです。

 

一点だけ『駐輪場の管理』、これはPTAでもいいかと思いました。

うちの学校PTAもそうなのですが、バイク・自転車でくるのは保護者や地域の人たちなので、その部分の管理は子どもや学校に迷惑かけることなく、PTAの仕切りでいいと考えます。
「駐車場の準備はありません。車での来場はできません」というアナウンス(事前の手紙を含む)は、もちろん学校にお願いするとして。

他の行事(保護者会・学芸会など)の駐輪場管理や誘導は?という疑問もあるかと思いますが、運動会ほど同じ時間に来場者がないという点を考えば「決まったところに停めてください」というアナウンスだけで、その場での管理は不要と考えます。
PTAが管理しているので保護者や地域の人たちが「適当にやっていい」と考えるわけではないので、個人のモラルに任せる部分があってもいいと思います。

 

日常の子どもたちの安心・安全を守る活動という点では、交通安全運動は必要と考えます。学区内の危険箇所で見守りをする、いわゆる旗振りです。
これも、最低限の危険箇所でいいと思います。現状、うちは地域の交通ボランティアさんと連携しているので、PTAとして毎日立っているわけではありません。基本的には1家庭が年に1回、役割を果たしています。

ちなみに、うちの学校は登校班がないのです。これは学区の広さや交通事情によって、必要なところもあると考えます。が、登校班のメンバーをPTAが決める必要があるのでしょうか?個人情報保護の点からも、学校で把握した住所からメンバーを決めればいいと考えます。PTAが絡むので不要なトラブルも発生するのではと思います。

その上で、状況に応じて登校班の見守りが必要ならば、PTAから出すことも必要だとは思います。

 

 

結論として

結局、

くらいでいけるのでは?ということになりますね。

  

他の委員会は不要か

クラスをまとめるクラス委員会は?

茶話会も交流会も実施しない、卒業対策もその時期に希望者を募るということであれば、クラス委員会や学年委員会は不要ですよね。

クラスでいじめや担任とトラブルが発生した場合、「クラス委員必要じゃない?」と考える方もいるかと思いますが、実際昔のドラマのように委員が立入れるところではありません。
保護者と学校間でのやりとりがほとんどですし、バックアップが必要ならPTA本部役員で可能と考えます。

 

起きてしまったことへの対応でなく、予防としての活動はどうか?という点でも、全委員間で情報共有して、クラスのトラブルや各家庭に気を配ることまでは、現在の状況ではやたらに噂やデマとして拡げるだけで、解決には導けないと思います。
必要なときに、学校、本部役員とごく一部の保護者の連携で対応した方が、現状にあっていると思うのです。

 

広報委員会は?

PTAの広報誌が、学校紹介や学校通信になっているのならば、PTAが発行する必要はないと考えます。学校からの『学校通信』『学年だより』『学級だより』で十分です。

本来の『PTAの広報をする広報誌』ならば、PTAの本部や委員会として発行すればいいと思うのですが、これも「作りたい人が集まって作ればいいのでは」という意見がよく見られ、PTAとして絶対に必要なものではないと考えます。

印刷会社に委託して、フルカラーでページ物という作りだと、かなりのPTA費を必要としますから、費用の面からも要不要・形態は考えるべきと思います。

 

選出・選考委員会は?

次期本部役員や委員を選出する選出・選考委員会は、実際委員では決めきれないことがほとんどです。票を集め、開けるだけならその時期だけの係的な人たちを募集し、本部役員が仕切ることで、必要なくなると思います。

 

ということは委員会の必要性は?

 

うちの場合は、保護者に活動を割り振る準備をするための委員会と、実際その年に活動するひとたちが集まった委員会なんです。

自分たちで直接活動するわけでなく保護者全体にお願いしたり、行事ごとに希望者を募るのであれば、委員会自体が不要になり、準備と連絡を行う本部だけでもいいのでは?ということです。

 

PTA本部の役割は?

 

『PTA活動を準備する委員会、の準備する本部』
  ↓
『PTA活動を準備する本部』

になればいいと考えます。

学校の規模にもよるでしょうが、本部役員は1年間に10人もいれば回せるのでは?

 

※便宜上、『本部』『本部役員』と呼んでますが、世話役でも連絡係でも名称はなんでもいいんです。単にその年の地域や市区町村・その他の団体と連絡を取り、PTA活動を振り分けて、保護者(PTA会員)に連絡する人たちですから。

 

といった形で、最小限のPTA活動を考えてみました。

別団体と連絡を取り、PTA全体をまとめ、活動を振り分ける『PTA本部役員』と、希望する活動を選び活動する『PTA会員』だけで構成できそうですね。

 

まとめ

実際これをやるとなると、大掛かりな変更になります。
現在の本部役員さんに説明して納得してもらって(納得してもらえなければ先に進めない)、会員全体に説明する準備して、総会にかけて、今からだと最低でも2年がかりになるのかな?

本部役員として活動するには、選挙に立候補して認められてからなので、2年以上かかりますね。

机上の空論と言われればそれまでですが、現在の活動が『活動の準備』に多くの時間と人を必要としてしまっていることは、わかりました。

 

ただ、「あれ?考えてみたら無駄多いよな」ということで、あくまでも削れるものをけずった形を想定したまでです。
また、学校PTAや協力する地域、市区町村によって、全く形が変わってきますね。

 

 

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そろそろ来年度の役員選出の時期ですね

こんにちは、reptaです。

数多くの台風が通り過ぎ、雨の多い夏を超えたとおもったら、もう10月ですね。
そろそろ皆さんのPTAでも『来年度の役員選出』がはじまった頃かと思います。この時期、ほとんど更新しない私のブログでも、閲覧数が上がるんです。皆さんの気になる点なのですよね。

さて、今回はそんな委員・役員選出のことを、今までを振り返りつつ書いてみようと思います。

ちなみに、以前選出委員会(次年度の本部役員を選出する委員会)に携わったこともあります。その時の記録は次をご参考に。

 

役員選出の方法はPTAによって、さまざまです

役員選出の方法は、PTAによって違っていて、本当にいろいろな形があります。

それ以前に、PTAのかたちも本当にさまざまで、いろいろな形があって、全く違うということが数年間の情報交換でわかりました。「うち(のPTA)はこうなんですよ!」といわれても、すぐに相手のPTAの状況が把握することはむずかしく、アドバイスなどできず、「うんうん」「えー!!」と返すのがやっとなんてことも。

そして、PTAの会員である保護者の皆さんが秋口から気になるのが、来年度の本部(執行部、運営本部など)の役員選びではないでしょうか。
ネット上でもまず『PTA』を調べたときまず上がってくるのが「PTAの役員に選ばれました…」のような質問かと。

 

選出委員会は…

PTAによっては、選出(選考)委員会がなく、本部の活動として行われていたり、本部付きの係活動として行われているなど、いろいろな形があると思います。
また、次年度の本部役員と各委員会の委員や委員会の委員長・副委員長など三役も一緒に選出してしまうなど、選び方もいろいろかと思います。

 

1.選出委員会って何をするの?

選出委員会の活動は『次年度の本部役員を選出する』です。

選出委員会としてはどの時期に何をするのか、本部役員や引き継ぎ資料、前年度までの活動記録などを確認して、活動しているかと思います。
それは、PTAごとの決まり事、慣例があるので、まずそちらを確認をしてくださいね。

 

2.選出に関するながれは?

うち(子どもたちの通う小学校PTA)の場合

 (1)本部役員選出に関するアンケート(立候補の有無、選出方法の確認など)
  ↓
 (2)本部役員の活動案内、役員立候補・推薦用紙の配布
  ↓
 (3)役員立候補・推薦用紙の回収、集計
  ↓
 (4)立候補者・推薦された方への連絡、意思確認
  ↓
 (5)立候補者・推薦されて受けるか考えている方の本部役員会見学、相談会
  ↓
 (6)立候補者・推薦された方の意思確認
  ↓
 (7)次年度本部役員候補者の決定
  ↓
 (8)次年度総会にて、本部役員候補者の承認
  ↓
 (9)本部役員の決定

 

(1)はその年によって、やったりやらなかったり。選出の方法は変わりないので、特に先に意見を確認するかは、委員会におまかせです。(8)、(9)は次年度になってからなので、実質選出委員会としての活動は7)まででした。
それから、役員候補者の人数が規定に満たなければ、再度(2)の立候補・推薦用紙の配布から再度行う年もあります。

PTAによっては、推薦はなく立候補者のみで決定するところや、推薦書などで推薦者を挙げるところや、各学年(クラス)から推薦者を出すところや、候補が挙がってから互選会など、本当にさまざまです。

 

3.できることから

1)会則・規程を読む

PTAとして会則や規程が、入学時や年度始めなどに配布されているかと思います。もし、配布がなければ本部役員さんなどに確認してみてください。
まず、それを読んで、ご自分の所属するPTAでは『どのような方法で役員・委員を選出する』と謳っているか確認をしてください。
もしかすると、細かい選出方法は会則にはなく『会長○人、副会長○人…を所定の時期に選出する』となっているだけかもしれません。また、選出方法が別途細則などに規定されているかもしれません。

要は、『選出する旨は決まっているけれど、選出する方法は規定されていない』ことが多いということです。
会則や規程を読むことで、何をしなければならないか、委員会で決めていいのは何かの確認ができると思います。

 

2)選出委員の成り手がいないを考える

うちで、選出委員が決まりにくい理由は、

  • 推薦された方に直接連絡をしなくてはいけない
  • 推薦された方と連絡がつけられない(電話に出てもらえないなど)
  • 本部役員の経験もないのに、役員が何をやるのか説明しなくてはならない

など、『よくわかんないのにお願いをしなければいけないこと』でした。

そして、

  • 推薦された方に困られる、怒られる
  • 「あなたはやったの?」などと攻められる

など、委員になったので連絡したのに、怒られるんじゃないかってことで。

そこで、選出委員だったときは、電話連絡は最終段階としました。
推薦を受けて連絡される方もいきなり電話がきて「推薦されました」と言われても、受けるに受けられないですよね。

まずは手紙で「今回の選考で、貴方が推薦されました。○○の役職をお願いできませんか」と相談することから始めようと。
手紙に希望や連絡先を記載して返信してもらってから、脈のある方などに電話なりで相談としました。これで、保護者の連絡先を学校等に聞き出す必要もなくなりました。

 

 3)できる限り、具体的に活動を知らせる

集まる時間、活動にかかる時間、大変だと思う点などはなるべく具体的にしらせたほうがいいと思います。
そんなことしたら、成り手がなくなる…という意見もあると思いますが、内情を知って個人で調整をしてもらい「それならできるかな」と思ってもらうのが、まず第一だと思います。
活動の日に子どもが熱を出したら→必要事項を連絡して、その日はお休み
など、困ったときの対処法も知らせておくといいかもしれません。

うちでは、実際の活動状況、役ごとの活動内容、大変な点、メリットと思われる点などをまとめて、『本部役員の活動紹介』として『立候補・推薦用紙』と一緒に配布しています。

 

4)最後に、再確認

選出委員で厳しいと思うのは、規程の人数がすぐに決まらないこと、でしょうか。
でも『委員や本部役員になることは任意で、強制があってはいけません』は、もう一度確認したいところです。

推薦に対して「できません」と言う人からも「○○なので、できません」などの理由は不要だと思います。その理由を聞いたとしても、その理由を取り除くことができるとは限りませんし、基本個人的な理由だと思います。「またの機会にお願いします」でいいと思います。

「そんな、きれいごと言ってたら決まりません」と、言われるかもしれません。本部に決められたことなのでやらないわけにいきませんと言う方もいらっしゃるでしょう。
でも、嫌なこととわかっていて続けなければいけないような活動は減らすか変えるか、1つでも1人でもやっていかないと、減らないですよ。

そこで、会則に何が書いてあるのか確認しておく必要があったのです。必要なこと、やらなければならないことを整理し、必要以外の慣例で、疑問の残るものは排除していく方向でいきませんか。

何年かに1度「今年ならできるかも」と数人の人に考えてもらえる活動にしていくことが必要で、選出委員はPTA本部の活動のPRをして、輪を広げるのが活動だと思います。

 

選出委員会から連絡があったら

娘が1年生だった頃、読み聞かせのボランティアをやっていたためか、私も突然「PTAの本部役員に推薦がありました」と電話をいただいたことがあります。選出委員さんにお断りしました(その後本部役員さんからも連絡をいただいたり…)。結局、その翌年は本部役員はお断りし、選出委員に手を上げさせてもらいました。

時期的には想定していても、突然の連絡はびっくりしますよね。落ち着いて対応できる人の方が少ないと想像します。

 

1)話をする

まず、どんな状況なのか話を聞いてもらえると、選出委員も安心していろいろ話をすることができます。同じ保護者同士、お互い肩肘張っても…です。
活動案内や紹介などが先にあればいいのですが、なければ、疑問はすべて聞きましょう。選出委員さんがその場で答えられないこともあるので、必要なら本部役員さんに確認してもらうか、直接話せるようにつないでもらいましょう。

 

2)できるか考える

PTAによって異なることですが「お子さんに対して1年」「できるところで協力してください」となっているのが、ほとんどではないかと思います(PTAによっては、保護者が少ないので、毎年何らかの役をやらねば…というところもあると理解はしてます)。

いずれどこかでやろうと思っている方は、お子さんの学年、ご自分や家族の状況などを踏まえて「来年やれるかな」を考えてみるのもいいかと思います。

もちろん、義務ではありません。無理もいけません。だからこそ、自分で選択をしましょうということです。1年後のことだけでなく、何年間の中でいずれ受ける気持ちがあるのならば、自分ができるタイミングでやる方が準備ができるのでは?

 

3)本部の活動で得られたこと

お誘いの文句として「いろいろな学年の保護者さんとお友だちになれますよ」や「やってみたら、楽しかったですよ」ってのがあると思うんですが、あれは『副産物』と思ってます、正直。おまけとしてついてくることもあればないこともあり、そこを目的に活動することや売り文句にするのは、個人差もありむずかしいと思ってます。

もちろん、中学校や高校の様子など保護者との関係で得られた情報などもあります。ただ、それは結果的に得られたことで、主目的ではないかと思います。

 

個人的に数年間のPTA活動で得られたことは、

学校に対する安心感 

校長先生、副校長先生を始め、他の先生方と話す機会は確かに多くなります。先生としての話から社会人としての話まで、話すことで学校の事情や先生たちの思いなどに触れることが多くなります。どんな人柄なのか、どんな様子で子どもたちに接してくれているのか、学校で何が起こっているのかは、他の保護者さんよりわかりやすくなることがあります。そのことで、学校に対して『わからないことの怖さ』はなくなったように思います。 

子どもの安心感 

学校という慣れない環境で緊張しているうちの子どもたちが「お父ちゃんがいる」「お母ちゃんがいる」ことで安心するんだということを、まず感じました。

他の子も、学校の先生・職員さん以外の大人がいる、小さいとき・幼稚園/保育園のとき・地域でよく見た顔があるということで、落ち着いてくれるということも感じました。
高学年になるにつれ、ウザがられることもありますが、やっぱり『見ていてくれる人』に対する安心感は得られていると感じます。

地域とのつながり(子どもに対する安心を増やす)

子どもたちが大きくなるにつれ、行動範囲は広がり、家族だけでは見守り切れないことの方が多くなります。子どもたちも地域にいろいろな人がいて、自分とどんな関わりをしているのか、いろいろな活動から学んでいきます。学校でも『むかしあそび』や『こどもの頃のお話をきく』などで、地域の人と触れ合っています。

そんな中で、大人がどんなところで見守ってくれているのかがわかれば、安心して行動範囲を広げていけていると思います。
人は独りでは云々…は別にして、私たち(親)の学校・地域での活動を子どもたちが見ていて、安心を得ているというのはいえることだと思います。

 

まとめ

ネット上には、『やらされるPTA』の実状が多く上がってきますが、本当にそうなのでしょうか。まずは、自分のお子さんが通う学校のPTAを知ることからはじめませんか

よくよく聞いてみれば、一生懸命になるあまりガチガチになって活動をしているところ、活動が多くやることに精一杯なところ…いろいろな形のPTAがあるかもしれません。身近な人の間のうわさ話で恐れていないでまずは、自分の関わるPTAがどんな活動をしているのか、知ろうとしてみませんか。

 

知ってみれば、子どもたちの安心・安全・笑顔につながる活動を、やっているPTAがほとんどではないかと思ってます。

ひとりひとりが本当に無理せずできることをことやることで、『できることをできる人ができるときに』につなげていきましょう。

 

 

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今年度は一会員です

お久しぶりです、reptaです。
前回の記事から1年半…昨年の活動まったくあげてない、reptaです。
昨年の活動は話せば長い(!?)ので、またの機会に。

 

今年度は…

今年度はPTAの一会員です。本部役員・委員ではありません。

(前回までの記事で『執行部役員』といってましたが、実は我が子の学校PTAで中心となっているのは『本部』です。どちらでもいいことですが、なるべく身元不明にしたかったのでしょうね『執行部』としてました。でも、執行って何よ…今回を機に本来の呼び名に戻しちゃいます。過去の記事はそのままにしておきます)。

図書ボランティアの読み聞かせは、月に1〜2回続けてます。うちの子の学校の場合、図書ボランティアはPTAとは別団体です。

本部役員を昨年度に引き続きやっている方と雑談はしますが、会えば話すほどでほぼメールもLINEも飛んできません。現役員さんが奮闘しているので、こちらからお世話焼くこともないです。

 

本部役員・委員だったら1年間びっちり活動で、平会員だったらただ一斉メールやお手紙読むという状況はどうなんでしょう?活動の偏りがありますね。

 

 PTAについて

私が『PTAは任意団体』と知って、うちの子の学校PTAの本部に相談(一部の方には『殴り込み』といわれてますが)に行ったのがちょうど3年前です。

当時は、任意の団体でボランティアなのだから、入会も確認を取って『できるひと』が活動すれば、トラブルは減るのではと考えていました。

 

子どもが通う学校PTAは、

  • 『PTAは任意の団体。活動はボランティア』は入学前・年度始めにしおりを配布、アナウンスしている。
  • 入学前・年度始めなどに、入会届などの書類は提出していない。
  • PTA会費は、学校の費用(給食費など)とは別途集金をしている。
  • 1人のお子さんに対して6年間に1回の本部役員または委員をお願いしている。
  • 活動の量、委員会や委員の数は毎年見直し、わかりやすく参加しやすくしている。
  • 年度始めにPTAについてのしおり・会則、定期総会前に『定期総会議案書』として前年度の報告、今年度の計画・予算案などを全会員に知らせている。
  • PTAのおしらせ・活動報告は学期末のおしらせ(手紙)のほか、一斉メールを利用して全会員に知らせている。

というのが、現状です。

活動の内容は2年前と変わっていますが、入会届や退会に対する対応は現在できていません。
『入退会が大前提』という声も何年も聞いていることですが、学校PTAごとに形がいろいろあるということが、実際の活動でわかりました。

順番だと思うのです。実際入退会を整備しても、活動自体にトラブルを生む状況が残っていては、活動もスムーズにいきません。
入退会の説明がきちんとできないままアナウンスしてしまう→理解が周知されない→子どもたちの不利益につながる状況が考えられる。そんな今は、そこばかりに力が入れられないのでした。

 

まずは『活動を簡素にわかりやすく、参加しやすく』に重きをおいて2年間活動してきました。

 

これから

来年度どのようにPTAに関わるかはまだ考えてません。
子どもたちは学校に親がいることを『安心』の一つと受けとってくれるのでいいのですが、活動の内容によっては家族の協力なども必要なので、1人では結論が出せません。

今年、下の子(長男)が1年生になりました。どこかの機会に協力をしていければと考えてます。

 

記事の更新がスムーズに行えるかはまったくわかりませんが、どうももやもやしているより、記事にしていたりいろいろ調べ考えている方が他のことも進むので、考えていることや今までの経験をまたぼちぼちあげていこうかと思います。

PTAを盛り立てていこうとしている方、活動に関して不安や疑問を持つ方などいろいろな方が更新していない間もアクセスしてくださっていたようです。
また、何かのヒントになったり、お役にたてたらいいなと思っています。

 

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