PTA活動のながれをご紹介
こんにちは、reptaです。
5月からPTAの紹介記事をちょこちょこあげてきました。
PTA会員になって所属することになる委員会や執行部の活動、PTAの活動を見てきました。
今回は、新入学・新学期からのPTA活動の流れをご紹介したいと思います。
そして、まずお約束。
再度「PTAの組織、活動のやり方はその学校によって全く異なります」。
これはあくまで、娘の小学校PTAの話。
よその学校PTAの活動を知って、「へ〜、そんなことやっているのか」「おお、そんなやり方があったか」「うちのPTAはこんなだよ」につながったらいいなぁと思って記事にしてます。
1年間の主なPTA活動
4月 | |
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入学式 | PTA会長挨拶 |
『PTA紹介』配布 | PTAの紹介、組織、執行部、委員会、会議、1年間の活動、対外団体などの紹介。PTA会則、細則をまとめた冊子を全会員に配布 |
保護者会 | 委員選出 |
全員委員会 | 委員会活動の説明、方法をまとめた冊子を委員に配布。委員会役員(委員長、副委員長、書記、会計)選出。 |
『総会議案書』配布 | 活動報告、決算報告、新年度事業計画、予算案 |
『総会委任状』回収 | 『議案書』と同時に配布した委任状を回収、集計 |
放課後子ども教室開始 | 子ども教室を開始(3月まで) |
5月 | |
総会 | 前年度活動・決算報告、新執行部役員・監査承認、新年度事業計画・予算承認 |
PTA会費回収 | |
交通安全運動開始 | 全会員参加により実施(3月まで、1会員/年1回) |
7月 | |
運営委員会 | 学校からの報告、執行部・各委員会の活動報告 |
9月 | |
広報誌発行 | 広報委員会作成の広報誌を全会員に配布 |
8月 | |
夏期子ども教室 |
執行部担当者企画により検定などに参加 |
10月 | |
選出活動開始 | 選出委員会により来年度執行部役員・監査選出活動が開始 |
12月 | |
運営委員会 | 学校からの報告、執行部・各委員会の活動報告 |
1月 | |
広報誌発行 | 広報委員会作成の広報誌を全会員に配布 |
2月 | |
新入学児保護者説明会 | PTA会長挨拶、PTA活動の紹介 |
交通安全看板点検 | 安全委員会により看板の点検・取り付け |
3月 | |
各学年親睦会 | クラス委員会企画、親睦会・交流会・お別れ会を開催 |
保護者会 | 次年度委員選出 |
全体・運営委員会 | 学校からの報告、執行部・各委員会の活動報告、次年度執行部役員・監査候補者紹介 |
PTA活動
委員会活動は上記1年間の流れに記載しました。
上記以外にも学校や地域学校・団体との交流活動もあります。
うちの場合、委員会に所属している会員にお願いしているので、そちらの記事『PTA活動を考えてみよう』もご覧ください。
学校のサポート
学校のサポートといっていますが、うちの場合学校行事の保護者に関わることを自分たちでやるという形なので、学校から依頼されている活動というのは実際はありません。
現在は、運動会の駐輪場整備(前日の駐輪場枠作成、当日の自転車、バイクの整備)、運動会終了後のトイレ掃除のみです。
子どもたちの行事がスムーズに行われるように、保護者への声かけはPTAでやっているという所です。
他校によくある前日場所取り等もありません。
対外活動(他校・地域との交流)
小学校PTA連合会(小P連)や青少年対策委員会に所属しているので、そちらの会議・行事に参加、協力も行います。
- 地域清掃
- 思春期講座
- 文化活動(出張児童館、子ども料理教室、スポーツ大会、音楽会、市町村展覧会など)
- 地域活動(夏祭り、もちつき会など)
- 安全活動(『子ども110番の家』活動・キャンペーン)
- 中学校入学・卒業式来賓
まとめ
こうやって敢えて書き起こすと結構な活動量に思えますねぇ。
これを執行部役員、各委員会委員、会員で手分けして行ってます。
活動の種類、量はその会員の役割によって異なりますが、現状年1回は何か活動を行っているという状況ですね。
活動自体は『できる人が、できる時に、できることを』なので、話し合って調整・対応しています。
どうしても対応できない・対応できる人がいない場合は(特に対外活動)は、「参加できません」で対応しています。
これでも、会員の減少などもあり、毎年「無駄はないかな?無理はないかな?」と見直しを繰り返しています。
追記:
4月の保護者会での委員決めの前に配布される『PTA紹介、規約』、全体委員会で配布される『委員会活動詳細』、総会前に配布される『総会議案書』をすべて読めば、PTAが何か、どんなことをやっているのか、執行部・委員会に所属したら何をやるのかわかるようになってます。
昨年実施した『執行部役員選考について』のアンケートで「PTAって何やってるかわかんない」という答えが1、2通返ってきたのですが、まだアピール不足かな?
読んでもらえてないと言えばそこまでですが、全体が見渡せる冊子が存在するという点は、うちのPTAのいいところだと思います。現在までの執行部役員・委員会の努力に感謝しながら、再度アピールをしていかなくては…ですね。
『PTAをけっこうラクにたのしくする本』まとめ
こんにちは、reptaです。
PTA関連の本は限られますね。
- PTAに関わったらこんなだった
- PTA行事でのスピーチ方法
- PTAおしらせ資料作成方法
- PTA広報誌作成方法
といったところでしょうか。
委員、役員になって困ったという方が多いのでしょうね。スピーチやおしらせの作成方法の需要は多いようです。
でも、「こういう問題をこうやって対処しました」という実用書は本当に少ない。近隣の図書館に1冊年代物のPTA関連本があるんですが、まだパソコンが導入され始めた頃の本で、確かに実用書ですが紙の色が変わっているくらい古い…。それくらいない。
『PTAをけっこうラクにたのしくする本』読みました
PTAの組織や活動内容は個々のPTAで違いがあります。この本の帯にもありますが「よそのPTAでは、これってどうやっているの?」というのは携わる方の疑問かと。
そう、楽に、たのしくやっているPTAがあるなら「どうやってやっているか知りたい」というのが正直なところ。そういった需要に答えてくれている本だと思います。
いろいろな学校PTA、いろいろな方法
よくあるPTA本と違う点は、いろいろな学校のPTAに携わっている会長さんや元会長さん、役員経験者の方に話を聞いて構成されているところ。
ある学校のPTAの紹介、「こうやったらうまくいったよ」ということにとどまっていないのです。
今PTAに携わっている委員・役員、PTAに属している会員にとって気になる“委員・役員決め”、“委員会”がどうやったらうまく回るか。皆で協力して楽にやっていくにはどうしたらいいかなど、ヒントが散らばっています。
PTAだから、先生の視点からも
先生はPTAをどのように考えているのか、実際会員として活動している保護者をどう思っているのかという視点からも語られています。
加入問題へもアプローチ
PTAが現状自動加入(強制加入)である点も触れられています。
実施された2校の会長さんの話と憲法学者木村草太さんの話がのせられています。
ここにヒントがあります
私は何かをするとき、本をたよりにします。最近はネットも見ますが。
でも、PTAに関しての本は少なかった。
この本は、そんな所にちょうどいい本でした。
委員・役員決め、活動の見直し、会計に関してのいろいろなど、ヒントがたくさんありました。
ただ、どんな実用書もそうだと思うのですが、そこに書いてあるのは“ヒント”なのです。
“こうすれば、絶対うまくいく”ではなく、“こんな方法もありますよ”です。
会員数・規模、役員会・委員会・人数、会費、活動…はまったく異なっているのがPTA。この本の中に出てくる会長さんたちのリードしているPTAもひとつひとつ違います。
実際は現在の問題を把握、改善策を考えて、いろいろな人に提案しないといけないかもしれません。もしかすると、提案して説得するのが最も大変かもしれない。
多分、説得が大変でも
自分が携わっているPTAでいろいろ活動するときのアイデア・ヒント・材料になると思いますよ。
PTA活動を考えてみよう
おはようございます、reptaです。
思いついたので、今日2つ目の記事をアップしてます。
PTAの本題、PTA活動を考えてみたいと思います。
PTA活動について
PTA活動の活動の種類
-
学校内での活動 講演会、親睦会(懇親会、茶話会)、校内清掃、ベルマーク収集、読み聞かせ、夏期ラジオ体操、プール清掃、夏期プール開放、バザー、中学校制服交換会…
- 校外安全活動 交差点見守り(旗ふり)、「子ども110番の家」活動、校区見回り・パトロール、交通安全看板管理…
- 広報活動 広報誌発行、PTA活動報告…
- 文化活動 スポーツ関連活動(バレーボールなど)、文化関連活動(コーラス、手芸など)…
- 学校のサポート 運動会、学芸会、周年行事、卒業対策、謝恩会…
- 対外団体のサポート 出張児童館、スポーツ大会、音楽会、展覧会、夏祭り、餅つき会…
思いつくまま、書いてみました。
これも学校によって異なるところですね。
活動を把握
現在行われているPTA活動の内容をご存知ですか?
- 委員会に携わらなければ、校外安全や広報活動はわからない
- 学校で行われている講演会、対外団体主催の行事などには参加したことがない
- 子どもから行事の様子は聞くけど、詳細はわからない
私も図書ボランティアや委員会活動をするまで、知らない(興味がない)こともありました。今もすべての行事内容が把握できているわけではありません。
活動や行事によっては「何でやってるのか?」というものもあるかと思います。
子どもたちに人気の行事、子どもたちの安全を守る活動など、外せない活動もあるかもしれません。
そういったことを考えるためにも、何が行われているかを各種案内や広報誌等で見てみるのも手だと思います。
その活動は必要?
うちのPTAも、上記の活動すべてやっているわけではありません(上記緑色が現在の活動)。
ベルマーク収集、ラジオ体操、バザーや制服交換会、校区パトロール、卒業対策、謝恩会は実施してません。
校内清掃(校庭)、プール清掃は学校が業者にお願いしています。
読み聞かせは、委員会活動でなく、独立のボランティアとして行っています。
対外団体や学校にある町会の活動は団体に所属していることもあって、サポートに人員を割くこともあります。
さて、そのPTA活動は長年行ってきている流れで実施されていませんか?
今の実状にあっているか、参加者数はどうか、会員・子どもたちに役立ったり望まれているか等の観点から、必要か考えてみることもできると思います。
「自分たちが苦労してやったから続けなくちゃだめ」「子どもたちのためにも必要」など会員や会員OB、役員OBから横槍もあるかもしれません。でも、PTAに今関わっている会員が見直す必要があると思います。
また、不要だけでなく、参加人数は少ないけど子どもたちが楽しみにしている行事などは削ることなく、必要と認めることもできますね。
数年計画で見直しできないか?
執行部役員の任期が規程されているPTAもあるかと思いますが、負担もあるため単年度というPTAが多いのではと思います。
そうすると活動の見直しを考えることはあっても、実施は難しいのが実状です。そのため、前年度やっていた行事をそのまま引き継ぎ実施するだけになることも仕方がないのかもしれません。
しかし、行事が多い、委員・会員の負担がかかる、会費が不足等の問題が少しでもあるならば、見直しも必要では?
執行部の独断では判断できませんから、会員へアンケートを実施したり、子どもたちに参加後の感想を聞いたりという活動も必要になるかもしれません。
1年で考えられないかもしれないので、今年はアンケート・見直し、来年に引き継いで行事の不実施・追加をするなど複数年計画もありだと思います。
PTA活動に参加する人の幅を広げる
活動の見直しができるできないにせよ、参加する人を増やせば一人一人の負担は減りますね。
うちも執行部役員で手分けして行っていた行事サポートが負担になっていたので、数年前から委員会に振り分けて行うようになりました。
委員に委員会活動に専念してもらうため、全会員から希望者を募ったり、行事サポーターとして登録制を取ったり、参加する人数を増やすことも今後考えていきたいと思ってます。
まとめ
うちのPTA、改めて考えるとPTA行事、独自活動は少ないなと。
学校の行事サポートは周年行事、講演会、運動会ぐらい(駐輪場整備、片付け)で、特にありません。
対外団体の行事サポート、参加が少々多いかな…というところですかね。
1年で見直しできない、決まっている方法を崩すのが面倒など、見直ししにくい背景もありますが、直接会員が参加し、負担にもなりやすい部分なので、見直しを考えて、すっきりすることもできると思いますよ。
追記
うちのPTA、文化部がありません。会員の生涯学習や親睦を深めるための活動、サークルがないのです。
Twitter で話していて、他校のPTAにはそういった活動もあるのですね。確かに子どもの頃親たちはいろいろやってました。
現在どのような形で残っているのか詳細はわかりませんが、上記に文化活動として追記しました。