PTAの意義って何?なんで執行部をやるのか
娘の小学校のPTAは、旧態依然とし、いざこざが絶えないというものではありません。
執行部は、毎年いろいろ考え、全会員にわかりやすいように配布物を作成し、会議や行事もスリムにするよう努力を続けています。
それなのに、年度初めの委員決めの春や執行部役員決めの冬の時期は「また嫌な時期がきたね」なのです。
多くの会員が、
- 役員はいつかやることだから、できる時期にやろう。
- 委員をやることはいいが、委員会の役員や執行部の役員はいやだ。
- 委員も役員もやらなくていいなら(他の人がやってくれるなら)やらないで済ませたい。
と思っています。
そして、少数の会員が、
- PTAとは関わりたくない。
- 絶対委員、役員などやりたくない。絶対にいやだ。できない。
と思っています。
PTAの意義
PTAというのは『PTAは、子どもたちの健全な成長を図るために、保護者と教職員が自主的に組織し、運営する任意の団体』です。
『子どもたちの健全な成長を図るため』…そのために何をしたらいいのか、どうしたら何を得られるのか、そしてそうしたことで何が得られるのかがわかりにくいのではないかと思うのです。『PTAの意義』が説明できない=意義はわからないと多くの人が思うのではないでしょうか。
そんな中から
- (やり手がいないなら)役員をやります。
という会員が集まり、毎年運営されているのです。
『PTAの意義』などは説明できないけれど、できることをやるために集まってくるのです。
会員の温度差
- 委員、役員を積極的に引き受ける人
- 委員、役員をやらなくてはいけないこととして(義務的に)引き受ける人
- 委員、役員を機会がないのでやらない人
- 委員、役員を絶対にやらない人
- PTAの活動自体否定的な人
会員はこのような人がいると思います。それぞれに、温度差が異なります。
この温度差を少なくし、委員や役員だけでなく、何らかの役割でPTAに関わる人が増えればいいのではないでしょうか。
PTAは任意の団体、ボランティア
PTAは任意の団体で、ボランティアです。保護者が会員になる、ならないも自由です。
(保護者が会員であっても、非会員であっても、子どもはPTAに属するものでないので何の影響も受けません。)
任意なので強制されるものではないけれど、より多くの保護者が参加し、意見を出し合い、運営していくことで、偏りのないPTAの運営ができると思います。
次年度執行部役員をやる理由
今回は、自分の頭の中の整理。次年度執行部役員をやることにしました、書記です。
なぜ、やるのか…、やることに意義はあるのか…などうだうだと考えていたのですが、結局誰かに説明できるものになりませんでした。
やることがあって自分にできること、今ならできる…ということ。
執行部ってどんなことやってるんだろう…という興味もありました。
できれば、より多くの保護者が関わりを持てるPTAになればいいと思っています。
毛嫌いされる理由を探し、取り除くことが本当にできるかは今はわかりません。
でも、任意の団体だからこそ、自分の考えで関わることで「いや」だけでないものになると考えてます。温度差を縮めることが少しでもできたらいいと思っています。
もちろんただの書記だし、意見がいえるのかすらもまだわかりません。
今こう考えていても、実際執行部の役員会になったらわからないことですが、意見を聞いてもらえないほど、かたくなな執行部でないと思ってます。