できることから〜PTA現在進行形

PTAでのいろいろ。楽しく活動する方法、模索中!!

とんでもなく雑感

こんばんは、reptaです。寝られなくて書いてます。

 

時々、自分がめんどくさくなることがあります。PTAになんでそんなにとらわれているのか?そんなに考えなくてもさらっとできることはあるのではないか?
(実際、考えているほど行動が伴ってなくて、今のところ活動も何もかわってない)

 

『PTAは、子どもたちの健全な成長を図るために、保護者と教職員が自主的に組織し、運営する任意の団体』です。

 

『子どもたちの安全と安心のため』というのが、大前提です。
それを理解した上で、関わる自分たちが納得して、楽しくやりたいのです。

 

納得する以前に、PTAの前提が『任意加入』『入退会自由』なこともあります。

 

 

うだうだ考える

1人で考えて、実行できることは限界がありますね。進むスピードも速くはない。
執行部でだめなら、会長になればやれるか?…今の私にはできません。わからないことが多すぎます。つぶれちゃいます。

わかりやすくすることを望む意見は多いけど、それが「簡素にする」「無駄をなくす」ではない場合もあります。

そもそも、そういう動きを「今の楽しさを奪われる」と考える人もいます。

 

わかりやすくしてと思っている人に

多くの保護者が「PTAってわからない」といいます。
委員、役員になった人は、年度初めにかなりの時間を使って、何をやるのか調べたり、考えなくてはいけません(娘の小学校PTAの場合)。

そんな時間は、引継の方法を変えることで削減できるのではと思っています。

経験者が情報を残すことで、選択肢にしてもらえばいいかと思います。 

 

楽しさを奪われると思っている人に

結果として「楽しかった」でなく、PTA活動を楽しみにしている人もいます。
その人の楽しみを奪ったり、楽しさを除外しているわけでもありません。

PTAという物の捉え方が違うのかと思います。
やらされている感がつよい場合は、早々に終わらせ解散したいと思うでしょう。
楽しめる人は、ああじゃない、こうじゃないという論議さえ楽しめることでしょう。

そんないろいろいる人たちを否定するのでなく、話し合ったり、方法を探ったりしながらやっていく必要があると思います。

行き着くところは「楽しくやりたい」だと思うので。

 

PTAをなくす論は?

必要がないとなくすにも誰かが動かなくてはいけません。
後片付けは、次が見いだせない分パワーが必要なこともあります。
さて、なくしたとして、今までやってきたことはどうしましょう?

詭弁と思うかもしれません。
でも「必要なら“誰かが”やるでしょ!!」というのも詭弁かと。誰かとは誰なのか?

 

ということで

なくすより、

  • 今の無駄をなくす
  • 本当に「子どもたちのために」必要なことは何なのか
  • 「自分たち(大人)のために」とっておきたいことは何なのか

を考えて、相談してやっていくことの方がうちのPTAとしては早道に思えます。

そのために、やっぱり考えて、悩んで、説得する材料作って、うまく伝わらないこともあって、凹んで、また立ち上がって…それを繰り返すんだなと。

 

他のPTAの会長さんや役員さんの(特にお父さんたちの)ブログなど見ていると、あったことを整然と書かれていてすごいなぁと。
その裏でいろいろ考えて、悩んでいるんでしょうけど(悩まんのかな?)、そんなこと見せずに、進んでいる…眩しいです。

そんなことできないので、私は今夜もうぉーって考えてました。
こんなに悩むの?の例にしかならないかもしれませんが、考えをまとめる、次に進むための単なるメモです。


明日は先延ばしにしていた提案書を書くことにします。

PTA委員会活動をご紹介

こんにちは、reptaです。

PTA総会も終わって執行部も無事承認され、私の執行部の1年目がはじまりました。執行部、総会についてはまたの機会に。
今回は学校PTAの委員会はどんなことをやっているのか?をご紹介。

たぶんこの記事、現役の会員さんには「わかってるよ」ということかと思いますが、この時期にまとめておかないと自分が忘れてしまうので、ご了承ください。

学校PTAによって活動が異なるので、何かのヒントもあるかも?

 

 

PTAの委員会活動

委員会の種類

PTAの組織、活動のやり方はその学校によって全く異なります。
委員会の名前すら違うし、生徒数、家庭数によって委員会の数、委員の数は様々です。

ちなみに、娘の小学校PTAは4つの委員会があります。

  • クラス委員会   クラスのまとめ役。学年の懇親会等を行う。
             周年行事、講演会の手伝い等の文化部も兼ねる。
  • 広報委員会    PTA広報誌を年2回発行。
  • 安全委員会    「こども110番の家」、旗ふりの管理。
  • 選出委員会    次年度執行部役員を選出。

委員会によって所属する委員の数は異なります。

 

委員の決め方

4月の保護者会で、先生から子どもたちの様子、学習の進め方などを伺ったあと、前年度委員(新1年生は執行部)の主導でPTAの役員決めが行われます。

基本は立候補。どうしても決まらない場合、参加者の同意を得て欠席者も含めてくじ引きということになります。
娘の学校PTAでは、子ども1人に対して1回の役員または委員をしてもらうようお願いしています。強制はしていませんが。
低学年では決まり安いのですが、役員経験者が増え高学年になるにつれ決まりにくくなります。クラスの人数によっては2度目の役員をお願いすることもあります。

 

委員会の役員

同じく4月、クラスから選出された委員がすべて集まって顔合わせをする『全体委員会』が行われます。
会長、校長先生などの挨拶が終わった後、各委員会に分かれて自己紹介、委員会の役員(委員長、副委員長、書記、会計)を決めます。

委員長がすんなり決まるといいのですが、委員長が決まらないと他の役もなかなか決まらない…ということもあります。
自分から手をあげる(立候補)はできないけど、言われればやってもいいという方もいるので、決まらない場合はまたしてもくじ引きということになります。

ちなみに、役割は

  • 委員長  委員会の進行、執行部との連絡
  • 副委員長 委員会内の連絡
  • 書記   委員会の記録、議事録作成、委員会が発行する配布物の作成
  • 会計   委員会の会計、執行部への会計報告

といったところ。以前は連絡はすべて委員長がやっていましたが、メールで連絡という機会も増え、役員から委員への連絡は副委員長が担当することになったようです。
委員会発行の配布物も、委員会で案を考え、委員会内のパソコンができる人が印刷の元を作っているといったところです。

基本はあるけど、できる人ができることをやっているという感じです。私も昨年は選出委員会の副委員長でしたが、他にパソコン作業ができる人がいなかったので、配布物つくってました。
特にくじ引きで決まった場合は、向き不向きもありますから。

 

委員会の活動

委員会の種類の所にも書きましたが、各委員会が担当する『委員会活動』があります。
役員会や委員会を行って活動の方法や参加者を決めたり、必要に応じて会員向けに配布物を作成したりします。

委員会によっては、前期、後期と担当する期間を分けたり、担当する作業を分けたりして、1人あたりの作業量を減らしています。

会議も皆で集まって行うことを少なくするために、メールや手紙を利用したりしています。
昨年、私が所属していた委員会で全員が集まったのは1年間に2回だけ、顔合わせと担当決めの時だけでした。

無理のないところで参加できる日に、参加できる人だけで活動を行う形を取っていても、やり方を工夫することで活動はできました。
反対にいうと“無理をする活動は不要”ということですね。

ちなみに昨年の委員会活動は『PTA選出委員会』のカテゴリー でご覧ください。

 

PTA活動

各委員会の活動の他に、娘の学校PTAは『PTA活動』があります。
以前は執行部が手分けしてやっていたこともあるようですが、学校や地域行事の手伝いなど1年中いろいろあるので、各委員会に振り分けて数名づつ参加をしています。
内容としては、次のようなものがあります。

  • 学校       運動会、講演会など
  • 小学校PTA連合会 「子ども110番の家」キャンペーンなど
  • 青少年対策委員会 スポーツ大会、音楽会、出張児童館など

これは、小P連や青少年委員会等に加盟しているかも関わってくるので、本当に学校PTAによって異なることではないかと思います。
加盟していなければ、学校行事だけですから。
実際、1年間結構な数があるので、この活動の削減が執行部でも議題になってます。

 

まとめ

正直、娘の学校PTAは委員会活動の他のPTA活動が多いんです…。
地域行事に参加も必要な部分もあるし、出張児童館のように子どもたちが楽しみにしている行事もあるので、一概に削減!!ともいえない…。

なので、執行部役員、委員だけでなく、全会員で振り分ける方法は取れないかなと思ってます。
サポーター制や登録制など、行事ごとに参加者を募り行事のお手伝いをお願いする方法もあるのかなとか。
誰が仕切るんだよとか、募って集まんなかったらどうするんだよという否定的な意見が思いつくんですが、反対に数百人いる会員にお願いしたら「やってもいいよ」という人が各行事に数名はいるのではないかと。

なんてことも、考えて提案していこうかなとか思ってます。

 


さて、何かヒントは転がってましたでしょうか?
しばらく、こんな感じでPTAは何してる?を紹介しようかと思ってます。

もし、「こんなこと知りたい」とか「これはどうやってる?」のようなことがあれば、コメント欄に残してください。
経験している内容であれば、お答えできるかと思います。

 

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エデュカチオ!「思わず参加したくなる?PTAの進化形!」まとめ

4月26日(土)にNHKEテレ『エデュカチオ!』で放送された「思わず参加したくなる?PTAの進化形!」をまとめました。

 

アンケートを新学期を迎えた家庭に取ったところ、多くあがってきたのが「PTAの問題」「PTAの役員決め」に対する声でした。

PTAの委員、役員決めで、出席者が少なく委員をやらざるおえなくなった。調整役の先生が自宅まで相談にきた。じゃんけんで決めた…などなど。

 

今まで行った行事をこなすだけで精一杯の『行事PTA』、学校のお願いをきいてばかりの『下請けPTA』。そういったPTAも多くみられます。

何十年前から変わらない、春の委員、役員決めは番組コメンテーターの教育評論家尾木先生も苦労されたとのこと。

 

そんな中こんな取り組みで、役員の成り手を増やしている学校もあります。

 

ポイント制

岐阜市立則武(のりたけ)小学校PTAは、19年前から委員活動にポイント制を導入。

ポイントの例

 委員   1ポイント

 副委員長 2ポイント

 委員長  3ポイント

 PTA会長 4ポイント

 

合計4ポイント以上は、その後の役員が免除される。下の子が入学しても免除。

 

利点

  • 個人の今後の計画がたてやすい。
  • ポイントがなかったらやらなかった人も関わるようになる。
  • 実際やってみたら堅苦しくなく、やることができた。→イメージが変わる。
  • 選択権が会員にある。

 

免除=辞退することもできる。何度も委員、役員をすることもできる。

先生方に子どもの様子をより多く聞いたり、直接見たりする機会が増えるなどのメリットをみつけ4ポイント以上でも委員や本部活動を繰り返しする人もいる。

 

現在、岐阜市内47校中15校がポイント制を導入している。

 

サポーター制

太田区立嶺町小学校PTAでは、サポーター制を導入し、PTA活動をしている。

  • やってみたい行事を自分たちで提案、計画、実行。
  • 行事によって必要なサポーターを募集。
  • なるべく事前会議などを行わず、メール等で連絡し、負担を軽減。

利点

  • PTAのイメージが変わる。楽しそうと思わせる。
  • 自分たちの意見が通り、実際できることで達成感が得られる。
  • 大人も懸命にやることで、感動が得られる。

PTA会長さん談

「やりたい人がやりたいことをやる。人が集まらなかったらやらない。

自発的な集まりが増えていくことで、嫌々やる人がいなくなる。

そういう空気を広げていきたい。」

 

実際、鬼ごっこやオリンピックなどを企画。多くのサポーター、子どもたちが集まった。

『親の生き生きした姿を見せることで、子どもたちが豊かに育つ』

 

慣例的な活動の見直し

ベルマーク活動を一時中止→「ベルママ」として希望者を募集。以前と同じ人数が集まり、活動中。

広報誌を月1回、印刷物からホームページ掲示に→印刷代30万円を他の活動にまわすことができるようになった。

 

やめるだけでなく、新たに必要があれば立ち上げる=スクラップ&ビルドすることで、活発な活動にすることができる。

 

地区・地域活動

地域住民・大人と一緒に学んでいく、コミュニティスクール活動も盛んになってきている。

PTAサポーターが地域ボランティア活動に広がっている。

  • ワンワンパトロール
  • 絵画教室
  • 農業体験
  • 藁ない

大人たちの働いている姿を見せることで、子どもたちに影響を与える。

ピンポイント・ワンポイントでも前向きに協力できることをやっていく。

 

個人的な感想など

できる人ができる時にできるという点では、ポイント制もありかな。自分で決められるし。

強制力が排除でき、会員が理解・協力できれば、PTA活動に興味を持ってもらったり、前向きに活動するきっかけとしては、利点かと。

上記は一例だから、学校の規模、所属会員数でもポイントは変わってくるのでは。数年後だけでなく今後も利用できるポイントの設定が必要になりますね。

1年間いきなりPTA会長やっただけで4ポイントという設定も、成り手を見つける点ではいいけど、実際活動できるか、後に続くかというのは疑問もあったりします。何事も導入したからってすぐうまくいくことでもないので、見直しする機会も設けないとね。

 

サポーター制は、私も提案してみたいなと思ってます。

大きな行事を企画するとかでなく、現状委員さんで振り分けている行事をサポーターさんと一緒に実行する形で。

子どもと直接関わる行事、家で短時間で終わる仕事(アンケート集計等)、お父さん・OBを巻き込んでとかで。

まずPTA活動に興味を持ってもらうという導入になり、関わりやすくなるのかなと思います。

事務作業、会議ばかりだと思って「苦手」「無理」という保護者さんにはアピールになるかな。

 

地区・地域活動は、現在学校からボランティアをお願いしている学校もあるのでは。

行事だけでなく、学習や遊び、子どもたちに興味を持ってもらえる企画ができたらいいですね。多く集まることも大事だけど、1人の子の楽しみを見つける機会になる活動もありだと思います。

 

番組全体としては、否定ばかりや怖さばかりの強調でなく、実際の例を多く取り上げていて、受け入れやすかったですね。

実際導入できるかはいろいろあるとは思いますが、一部だけとか実験的に始められたらいいかと思います。

改革とか大きな変革でなく、PTA廃止でもなく、やりたくないことをやりたいことに少しづつ変えていく…これが長く続けられるきっかけになるかもしれません。

 

(追記)

どうも腑に落ちないところがあったのですが、この記事アップ後Twitter見て気がつきました。

ポイント制は、「ポイントを取るために委員、役員をやらねばならない」というところで既にPTA活動を強制している面があるということ。
ポイント制でも成り手がいないということも考えられるし、本当にやることができない人はポイントを取れないまま最終年度にどうなるのかと。ポイントを取るために低学年で役を済ませてしまって、後涼しい顔していていいのか?とか。考えれば考えるほどいろいろ問題がありそうです。

 取材した学校は、長年やっていることもあって、自主的に役員さんは決まっているようですが、安易に導入できる策でもないですね。

 

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