できることから〜PTA現在進行形

PTAでのいろいろ。楽しく活動する方法、模索中!!

PTA執行部/自分と折り合いつけてみた

こんにちは、reptaと申します。「りぷた」とでも読んでください(英語に疎いのにre-PTA=PTA再生などと厚かましい名前をつけたので、正確な読みが怪しいです)。

PTAという団体は、学校によって全く異なっているので、ここでは私が関わっている娘の小学校PTAの話をさせてもらってます。

 

私は、昨年「PTAは町会やボーイスカウトなどと同じくボランティア活動で、任意の団体です」ということを知り、衝撃を受けた一保護者です。
昨年度は次年度(平成26年度)の執行部役員を決める選出委員の副委員長をやりました。昨年度までのPTAとの関わり、やってきたことは今までの記事をご覧ください。

選出委員をやっていて、誰もやってくれないので自分で執行部役員になったという訳ではないのですが、執行部書記になりました。
自分の選択です。執行部がどうなっているのかという怖いものみたさと今ならできるかという時期的なことでやることにしました。

 『PTAは任意団体』に大混乱

前に記事に書いたこととダブル部分もありますが、改めて思い起こしますね。
何の疑問も感じないでPTA活動を始めたので、昨年5月のNHKあさイチ』で「PTAはボランティア活動」と知った時は本当に衝撃できた。正直「え?え?やらなくてもいいの?」と思ったので。

一昨年の4月、娘の入学とともにいわゆる『自動入会』でPTAに加入しました。図書ボランティア、選出委員などやってきましたが、『PTAは任意団体である』は知りませんでした。
大混乱の中、ネット、他の方のホームページやブログ、川端裕人氏の『PTA再活用論 悩ましき現実を超えて』を読み、朝日新聞のPTA任意加入問題等の一連の記事を読み、『任意加入、入退会自由』を掲げている札苗小PTAの取り組みと会長さんのブログを読み…考えました。
考え、悩んだのを友人(娘の同級生だからいわゆるママ友)に話したら1人は「見てた。びっくりしたんだよ」で共感し、もう1人は「ボランティアでしょ。ボーイスカウトとかといっしょでしょ?」とさらっといわれました。知っている人がいたということでまた混乱し、調べて考えて頭抱えました。
何故頭を抱えたか…要は知ったからといって“1人ではどうしようもない”ことだったからだと思います。
とりあえず、その当時のPTA会長に「任意団体と知っているのか?なぜ加入届けを出してもらってはいないのか?」を聞きにいこうと思いました。

執行部に『任意団体』の件を聞きにいった

PTA会長、副会長(2名)に話を聞いてもらう手はずを取りました。その後、入学してから配られた娘の学校PTAの資料、規約を読んでいたら『PTAは任意団体』と書いてあるのを見つけてしまいました。
「あ、知ってるんだ。」
知っているなら、話が早いなと少し気が楽でした。全く知らない人に説明し、理解してもらうより「何故?」という話ができると思いましたから。

会長と会って話をした結果

  • PTAが任意団体ということは認識している。
  • しかし、現状入退会自由を掲げたり、入会届けを出してもらったりすることはしない。→保護者の混乱から、子どもたちへの影響が心配。

ということでした。

その話し合いを受けて、選出委員として保護者に参加を働きかけ、執行部役員を選出し、自分も役員になりました。

なんで『任意加入』にこだわってるか

数年前友人が「6年間全く委員をやらなかったくせに運動会とか保護者会はくるのね」といわれたことがありました。
友人は3人の母親で、いわれた子は長子。下に2人おり、その時一番下の子は園児でした。委員決めの際逃げ回った分けでもなく、人数的にやらなくて済んでしまっただけというだけなのに、PTA行事でもない学校行事に出席しただけで、いわれる必要のないことをいわれました。
噂でなく、こんな陰湿なことに直接関わってしまったので、今後極力なくしていきたいと思ったのです。

そして『任意加入』だったら、“自分で考えて”できる時にPTA活動に参加できるのではないか、しやすくなるのではないかと考えました。
“自分から”参加しているので、他の人に対して「やった、やらない」等で敵意を示す必要は全くないし、「できない」ことに対して卑下する必要もなくなると思ったのです。

自分と折り合いをつける

自分で役員になる前に、『任意加入』であるべきということとそんな団体に関わるのかでまた悩みました。そこで、確認。

現状私の関わっているPTAは
  ○『PTAはボランティア』
  ×『PTAは任意に加入すべき』→入会届けを出してもらう
  ×『PTAは入退会自由にすべき』→規約等に記す
という状況です。

何故、そのような状況のPTAの役員になるのか?

現在のところ
PTA費の未納はありません
 ・子どもごとではなく、家庭ごとに納めています。
 ・給食費等の口座と同じ引き落としではなく、年に1度、集金袋にて回収です。
トラブルはありません
 ・役員、委員決めで個々人の心的な問題は全くないとはいえませんが、ここ数年大きなトラブルの報告はありません。
 ・規定、行事の関わり方進め方、PTA活動・委員会活動の明確化等、保護者にわかりやすく、見えるように変えたり、進めてきています。
 ・委員を中心に保護者からの声が執行部に届きやすい、風通しのよいPTA活動になってきています。

以上のような状況がある中、いきなり『任意加入』と声をあげるのは時期尚早。『PTAはボランティア』を認知してもらうことが先と考えました。

時期尚早の理由
  • 認知せず、混乱や間違った認識の会員(保護者)が出てしまう。
  • その結果、子どもが今まで通りに活動に参加できない心配がある。
  • 加入しているvs加入していないということで、保護者間に対立やわだかまりなど混乱を生んでしまう危険がある。
  • 子どもたちにその混乱が波及してしまう心配がある。
  • 活動にトラブルが発生する。
  • 今までより風通しが悪くなる。
優先すること
  • 関わり方も様々であると知ってもらい、より多くの保護者が関われるようにする。
  • できない時、できないことはお互い様
    →やらないことが悪い、ずるいでなく、毎年毎回できるかできないか、できることはないか考えてもらう。
  • 子どもの安全、安心のため=親も笑顔で活動できる
    →もめ事は極力対応し、なくしたい。

加入届けを出してもらっていない=違法PTAといわれていることは理解はできます。PTA自体なくても問題ないのでは?とも考えます。
でも、急に以上のような理由で方針転換できないのが、私が関わっているPTAです。
今後絶対『任意加入』『入退会自由』をいわないわけではなく、“優先順序が異なる”ということで、先にやることがあるだけと考えてます。
そんなこともありますが、私としては“自分で決めて”執行部役員となりました。

 

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